
10/28(土)29(日)、 青山の国連大学前の広場で行われるファーマーズマーケットと併催のTokyo Craft Marketに、近隣の仲間と共に出店いたします。
今回で3回目となるファーマーズマーケットでの出店。こつこつと近隣の農家さん達との関係を深め、準備を重ねてきました。この時期ならではの里山の秋の味覚をみなさんに届けます。
滝ヶ原の秋は、一気にやってきます。近隣の山を歩けば秋の味覚がちらほら。イノシシなどの動物たちも、この時期はとても活発に食べるものを探し回っています。
日によっては毛布をかぶっていたいほどの寒さ。冬の厳しさを想像させますが、この土地の人たちはそんな冬に備えて、こつこつと準備を重ねます。
食材もその一つ。冬に食べる野菜達、厳冬期の雪の下でも育つ野菜。滝ヶ原を回っていると、そこかしこにそんな野菜達をたくさんみかけます。




滝ヶ原ファームの里山野菜販売
今回の野菜達は、秋の味覚の王道で。滝ヶ原ファームで採れたかぼちゃやシルバー農園で作る安納芋、この近隣では最もポピュラーな農作物であるさといもは、あまり見かけることのない親芋やズイキももって行きます。また、山から採取してきた自然薯を、先祖代々に渡って畑で育ててきたイチョウ芋やむかごなど、都会ではなかなかお目にかかれない滝ヶ原ならではの魅力もあります。東京でも味わってもらいたいと選んだ野菜達は、私たちが普段食べているもの。里山の恵みを感じさせるユニークなセレクトになっています。
また、今回は滝ヶ原ファームを中心に近隣の作家さん達と共に、TAKIGAHARA FARM TEAMとして一区画を用意しています。
ブースは秋の滝ヶ原を感じさせるように、近隣の里山から採取してきた草木をデコレーションして、TAKIGAHARA FARMの空気感が伝わるようにデザインしました。
さらに、TAKIGAHARA FARMの新しいロゴのお披露目も。
ぜひ、ブースに立ち寄って、すこし成長したTAKIGAHARA FARMを体験しにきてください。






TAKIGAHARA FARM JUICE STAND
9月に行われたTAKIGAHARA FESTIVALでも大好評だった、TAKIGAHARA FARM JUICE STANDがいよいよ青山ファーマーズマーケットでデビューいたします。
TAKIGAHARA FARM JUICE STANDの特徴は、この地で採れた果物を発酵させ、酵素ジュースにしたものをメニュー化しています。
今回も、 10月の秋の味覚、柿と青柚子をご用意しました。
柿のシロップは、“富有柿”と“なたこねり”という柿を使っています。豊かな自然の恵みと、秋の冷たい空気で甘味が増した柿は、とてもジューシーで水の味が感じられます。
その柿を砂糖漬けにして、まいにち空気にふれさせて酵素シロップをつくりました。発酵によって変化した優しい柿の風味と、コクのある甘みが印象的です。
牛乳で割って、飲みやすくミルキーなドリンクとして提供します。お子様もきっと喜ばれるでしょう。
滝ヶ原には、本柚子という拳くらいの大きさの柚子の木がたくさん生えています。黄色に色づく前の青い柚子。さわやかな香りと野性味があふれる風味が特徴です。
すこし苦みがありますが、発酵することで角がとれ、さっぱりとした甘みの飲みやすいシロップができあがりました。お湯で割ったホット青柚子teaをご期待下さい。
みなさまにも酵素ジュースづくりを楽しんでいただけるように、柿と柚子のジュースが作れるセットも提供いたします。作り方が記載されたレシピカードを同封していますので、お好みの砂糖さえあれば、簡単にその日からはじめることができます。
里山の恵みでできた、なにも添加されていないおいしいドリンクで、滝ヶ原の味覚を味わってみてください。
TAKIGAHARA FARM JUICE STANDのブースでお待ちしておりますので、ぜひお越しください。みなさんと会えることを楽しみにしています。






Text & Photo:Yoichi Naiki
2016.10.28